スペシフィックカイロプラクティック あとらす

2010年04月30日

不自然な姿勢5

毎月身体の不調でお見えになる方がいらっしゃいました。

職業は美容師さんです。

美容師さん、理容師さん、歯科医師、歯科衛生士さんこういった職業の方は四六時中身体をねじって首を傾けてお仕事をしています。いちばん頚椎に良くない頚椎を変位させる原因になる、不自然な姿勢を長時間保つことをしないといけない職業です。

身体のきつさ、肩のこり、腕が上がらない等の症状が主訴です。
毎月はあまりに頻度が高いのでもうすこしのばしてみましょうとお話ししていました。

約四十日後にお電話がありました。

「今度は多少がんばってみようかと思って一月でうかがわなかったら、今日首が固まって動かなくなりました。」

来られたときには二番頚椎のズレがひどく首がロックしていて動かなくなっていました。みなさんがよく寝違えたと言われる状態です。

「今日はお仕事大変だったでしょう」
「もうお客さん放り出して来たかったです」
「それはさすがに無理ですよね、首が回らない状態でずっとお仕事したんでしょう」
「他のスタッフが苦笑してました」

施術後ロックも解けて楽になられました。
そこで、これからのことを考えて仕事の合間合間にちょっとした簡単なストレッチングをやってもらうようにお願いしました。要は曲げた方向と反対の方向に身体や首をねじって逆のベクトルをかける。つまり前屈みで仕事をしたら背伸びをするでしょう、それを首や腰でやってください、とお話ししました。

次に来られたのは三ヶ月後でした。
しかもそのときの状態は今までのように「きつい」状態で来られたのではなく、正常な自分・楽な自分から多少はずれてなんとなく変なところを感じたのでこられたということでした。

ですからやはりきちんと自分の欠点弱点をみつけて、細やかな対応をしていくと頸椎のズレも引き起こしにくくなります。

お仕事や家事で不自然な姿勢を取ることはあります。それはある程度しょうがないことでもあります。しかしぞさを放置したままにしておくと頚椎のズレを生じます。

不自然な姿勢をしていませんか?


posted by 家永 泰寿彦 at 10:52| 福岡 ☀ | TrackBack(0) | 問題点 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月28日

姿勢4

姿勢を正しくしましょう というフレーズよく耳にします。

結論から言いますと、頚椎がずれている限り正しくすることは出来ません。

立っている。
座っている。

こういう姿勢の元になっているのは姿勢反射と呼ばれる機能です。
特に静止しているときのものを平衡反射と呼びます。

足やお尻などの感覚器官から受けた情報を処理して、脳が姿勢の制御を行っているわけですが、ではその感覚器官からの情報がきちんと届いていなかったらどうなるでしょう。そしてその制御命令を出す脳自体が収まっている頭の位置が狂っていたらどうなるでしょう。

真っ直ぐ立っていることは困難です。
背中が曲がったり腰が曲がったり、右に倒れたり左に倒れたいといろいろな状態を呈します。

正しい姿勢を求めるなら、まず上部頸椎のズレを治すことが一番大事です。

posted by 家永 泰寿彦 at 15:17| 福岡 | TrackBack(0) | 問題点 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月26日

水分4

自分が実践して結果が良かったことは、どんどんオススメしています。

石原結實先生の講演をはじめて聞いたのがもう二十年ぐらい前の事でした。当時、にんじんジュースを飲もうという講演で身体の冷えについてのお話しでした。

食事の仕方は石原式を実践しています。

もうひとつずーーっと実践しているのは「生姜紅茶」を飲むことです。
現代人は水をたくさん飲むわりに排泄していません。
このアンバランスで余った水が細胞間質にたまり身体を冷やす原因になり、腎臓を弱らせるというのが石原先生の考えです。

私の場合紅茶のパックをやかんで煮立ててそれにスライスしておいた生姜のかけらを2〜3こ入れています。生姜はスライスしたモノをそのままラップして冷凍しています。入れる分だけ割り取るようにして使っています。面倒だったらチューブ入りの生姜でも十分だと思います。

私は食事以外で取る水分は全部生姜紅茶になっています。
以前と比べて利尿作用でトイレにどんどん行くようになりました。

疲れもとれやすくなるし、冷えもとれる、しかも身体のむくみもとれやすくなるといいことずくめです。

簡単にできることなので是非実践してみてください。

posted by 家永 泰寿彦 at 12:48| 福岡 ☁ | TrackBack(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月24日

資料作り

施術後に、生活上の悪習慣や弱っている内臓などの指摘を行います。
口頭でアドバイスをしていましたが、いろいろ憶えきれないと言われました。

現在、アドバイスを症状や習慣やタイプ別に文書化しています。
文章だけで読みづらくならないように、カットやイラストを友人にお願いして描いてもらっています。

けっこうな文章量になって手こずっていますが、なんとか五月中には仕上げたいと思ってます。
posted by 家永 泰寿彦 at 10:57| 福岡 ☀ | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月23日

症例レポート7

S.Iさん 女性 83歳

お嬢さんの紹介でご一緒にお見えになりました。
お嬢さんの話しでは、ここ数年かなり老け込んで歩くのも大変な状態だと言うことでした。たしかにお見えになったときオフィスの引き戸につかまりながら入ってこられ、歩くときは数歩ずつ手で捕まるところを探しながらよちよちとあるくような状態でした。

主訴は左膝の痛みと両足の痛みそれに腰の痛みで特に足の裏が痛いとのことでした。

診査の時ベッドの上で仰向けからうつぶせになっていただくときも、腰の痛みが強くなかなか寝返りがうてるような状態ではなく、少しずつ身体をずらしながら向きを変えるように体勢を入れ替えておられました。

足の状態や歩行の状態から見て、帰りには痛みはなくなってますよとお話ししながら施術を行いました。

やはり歩きは前にお話しした【静歩行】になってしまっていました。

i001.jpg正面(向かって左が術前右が術後)

左の術前の写真を見ると、まずわかるのが本人はまっすぐ立っているつもりでも全く真っ直ぐ立てていないというところです。本人の右足が前に出て左足は後ろに引いた状態になっています。
正面から見ても顔を前に突き出したような形で立たれているのがわかります。
術前は左に重心がかかっている状態で、中心線と比較すると骨盤の位置が左に位置しています。
右肩が下がっています。
頭の位置も左に位置しています。

術後は脳が重心の位置の狂いを認識したので、きちんと真っ直ぐ立とうと再計算をしているところでまだ変化の途中です。ですからさきほど左にかかっていた重心が右にかかるようになっています。
骨盤の位置、頭の位置も右に位置しており身体全体が右に来てしまっています。
これはまだ変化の途中なのでこうなっていますが、変化は約二週間続きます。
二週間もするときちんと真っ直ぐ真ん中に身体は位置すると思います。

今度は側面からの写真です。

i002.jpg側面(向かって左が術前、右が術後)

曲がっていた腰は伸び、前に落ちていた頭は後ろに引っ張られるように正常な位置に戻っています。

この写真撮影をするこのボードの前に立っていただくときも術前は自分でうまく動くことが出来ず、私が手を貸してひっぱるようにして連れてきました。立ち上がるときも引っ張り上げないと立ち上がれない状態でした。

見ていたお嬢さんが驚いてしまうほど、真っ直ぐに立つように変化していました。それから歩きが完全に悪くなってしまっていたので、歩行訓練をしていただき【動歩行】を取り戻していただきました。

その結果、スタスタと一人で歩くことが出来るようになっていました。
歩いているときお嬢さんが聞きました。
「お母さん、足の裏の痛みは? 膝の痛みは?」

聞かれた本人も、あれっというような顔をされて
「ない」
と答えられていました。
もちろん術後の診査の時に寝返りがさっと出来たのは言うまでもありません。

最後に歩行がまた再び悪い【静歩行】にならないように諸注意をして終わりました。

歩くことが出来なくなるのは「老化」ではありません。
頚椎が変位しているために、脳の指令が身体の隅々に行き渡っていないことが原因です。


posted by 家永 泰寿彦 at 16:33| 福岡 ☁ | TrackBack(0) | 症例 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月19日

水分3

水の代謝がうまくいっていない人は、疲れやすい・疲れがとれにくい等の不定愁訴があらわれていることが多いです。
しかし、身体がそういうふうに悪くなっていること自体に気がついていない方も多いです。

腎臓が弱っていることが多いので、自己診断をしてみましょう。

ビー玉のように硬くて丸いモノをフローリングのように硬くて沈まない場所で、素足で踏んでみましょう。
ちょうど土踏まずの真ん中で踏むといいでしょう。

このとき激痛で最後まで踏み込めなかった人は、要注意です。
腎臓がかなりよわっていると思っていいでしょう。
posted by 家永 泰寿彦 at 11:16| 福岡 | TrackBack(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月18日

水分2

マスメディア特にテレビの健康番組などが垂れ流した水をたくさん飲もうを実践している方に質問したいことがあります。

今までよりたくさん水を飲むようになってから、おしっこの量と回数は増えましたか?

自覚するほど変化はないと思います。

ですから前回お話ししたように、身体にたまって水ぶくれを引き起こしその結果一番の害悪である「身体の冷え」をもたらします。

いろいろな食の知らず知らずの悪習慣は腎臓の機能をおとしてしまいます。その結果、だるい・きつい・疲れやすい・疲れがとれにくいなどの症状を引き起こしていることが多いようです。
posted by 家永 泰寿彦 at 11:18| 福岡 | TrackBack(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月17日

水分

水はたくさん摂取した方がいい。

根拠なくそう思っている方が多いです。
消化器官と腎臓の処理能力は無視されています。
処理能力を超えて排出されなかった水分は細胞間質にたまっていき文字通り水ぶくれ状態を引き起こします。

いちばん如実に表れるのは、下半身のむくみとくに足のむくみです。男性にはわかりづらいですが、ブーツを履いたりぴったりのジーンズをはく女性の方はよくわかると思います。

本当はもっとわかりやすく水の代謝の不良があらわれている身体の器官があります。

それは『舌』です。

舌をそーっとあかんべーをするように出して鏡で見てください。このとき舌に力かはいらないように気をつけてゆっくりと出すといいでしょう。

舌の向かって左右の両端が葉っぱのようにぎざぎざになっている人は水分の取りすぎです。そのぎざぎざは舌がふくらんで歯に押しつけられて出来た圧痕です。

鏡で確認してみましょう。
水の取りすぎがわかります。
posted by 家永 泰寿彦 at 14:28| 福岡 ☁ | TrackBack(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月11日

症例レポート6−3【小顔矯正】

顔(頭蓋)を構成する骨は三十数個あり複雑にまるでジグゾーパズルのように組み合わさっています。
いろいろな理由でひとつひとつのパーツの位置がくるってしまい、お顔が変形していることが多々あります。

頚椎の調整により、変位したパーツは元の場所に戻ろうとするのですがなにしろ複雑に組み合わさっているので元に戻る速度は遅いです。
ですから変形がひどい方には、戻りやすいように変位してしまっているひとつひとつの骨を元々あった場所に誘導していきます。

頚椎の調整を行っているので、誘導が可能になっています。
これが当院で行っている【小顔矯正】です。

では変化を確認してみましょう。

t04.jpg比較写真

まず顔全体のむくみがとれています。
それにより、顔全体がひきしまり小さくなっています。

頬骨は下方向に下がりと正面から見て奥に落ち込み、さらに外側に変位していました。
変位を取り去ると頬骨の位置は上に上がり内側に位置します。

その結果、リフトアップ効果が出て頬の筋肉が引き上げられ引き締まります。リフトアップにより表情筋も引き締まり、表情筋にくっついている口輪筋も引き締まるので唇が引き締まります。

口輪筋が引き上げられたことにより口輪筋にくっついている浅頚筋群(喉から首にかけての筋肉)も引き上げられ、顎のラインがスッキリとしシャープになります。

この方の場合、鼻筋も左側に流れていました。
そのせいで多少左右の小鼻の大きさも違っていました。
術後は鼻筋は真っ直ぐに、小鼻は均等になっています。

全体的にリフトアップするために、額の位置が移動します。
その結果、眉山がまったく違った位置に動いてしまいます。
これはもともとのずれてしまっていたお顔で眉を作っているので、本来の場所に戻った眉の位置と作っていた眉の位置が違ってしまったことによります。

眼窩を構成する骨の位置も狂っています。
ですからその狂いが修正されると、ほぼみなさん目がぱっちりとなります。左右の目の大きさが不揃いな方も均等になります。

この処置を行う前には、私はこう言います。
『お化粧が壊れますよ、崩れるのではなく、作った顔と違う顔になります。その結果お化粧は違ったお化粧になります。』

頬骨の位置が変わってしまっているので、チークの位置が全く違ってしまっています。

何故かというと、お顔が左右均等でない場合には眉・アイライン・アイシャドー・チーク等はどちらも均等に見えるように作っていくからです。
高さが違うと低い方を高く見えるように濃くしますし、小さく見える方のラインは厚く引くことになるからです。

ですから左右均等に戻ったとき、お化粧が壊れてしまいます。

あと面白い変化としては、術後の方が髪の毛がまとまっていると言うところでしょうか。レストでベッドに寝ていただいているので術後の写真の方が起き抜けなので髪の毛は乱れているはずですが、素直にまとまっています。
髪の毛の艶まで変わっているのも面白いです。

これは頭皮の位置も本来あるべき場所に戻ったので、髪の毛があるべき姿に戻っている結果です。ごくごく自然に素直に髪の毛が流れています。
まるでブラッシングしてブローでもしかたのようです。

人間が本来もっている姿勢を取り戻すだけでこれだけの変化があります。
この方は術前の写真を見て「残念な自分」とおっしゃってました。

頚椎の調整をすることにより、健康と美を取り戻しましょう。
posted by 家永 泰寿彦 at 12:03| 福岡 ☁ | TrackBack(0) | 症例 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月10日

症例レポート6−2

術後の写真が本来の自分です。

では、頸椎のズレによりどこがどう悪く変化していったのか見てみましょう。

t08.jpg術前

頭が下前方に落ちています。
首も前に突き出すような形になっています。
肩は前方に移動しておりさらに右肩が下がる形になっています。
背中はいわゆる猫背になっており、背中が丸くなっています。
骨盤が下前方に回転しており、そのためお尻の位置が下がりさらに下腹がでる形になっています。

t07.jpg術後

頭の位置が後上方に上がり、首は真っ直ぐになっています。
背中はS字状に綺麗なフォルムを描いています。
肩が後方に戻ったこともあり、胸をはった状態になります。
その結果バストアップになります。
骨盤の回転が後上方に変化したことにより、ヒップアップ効果が出ています。同様に下腹は引っ込む形となります。
バストアップが起こり、骨盤の位置が正しくなったことにより
シャツの位置が上がり、ジーンズの前端は下がったために
お腹が術前に比べて見えるように服の位置に変化が出ています。

個人差はありますが、こういった変化はほぼ全員の方に出ます。
年齢性別に関係はありません。
すぐ変化する方もいれば、変化に二週間ほどかかる方もいらっしゃいます。

この写真でわかるように、本来の正しい姿というのは美しく見えます。
健康と美というのは等式で結ばれるものです。

また頚椎がズレが及ぼした各部のズレの影響で、いろいろな部位に症状が出たり、ずれが生じた部位から出る支配神経が行っている内臓に悪い影響が出たりします。
posted by 家永 泰寿彦 at 00:46| 福岡 ☁ | TrackBack(0) | 症例 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月09日

症例レポート6−1

T.Tさん(23才)

首や肩のはりやこり、腰痛と顔の歪みが気になるとのことでした。

t05.jpg姿勢分析

術前の姿勢分析です。
頸椎のズレにより、身体のあちこちにズレが生じています。
重心も真ん中になく、左側に5キロ重くなっていました。

次からは術前術後の比較写真です。
左が術前、右が術後です。

t02.jpg正面写真

正面から見ていちばんわかる変化は傾いた顔が真っ直ぐになったことではないでしょうか。
次に下がっていた右肩は上がり、上がっていた左肩は下がっています。
よく見ると股の位置が上に上がっていることがわかります。
シャツの位置が上がり、ジーンズの前の部分の位置が下がっています。
その結果、お腹が見える範囲に変化が出ています。
重心もほぼ真ん中になりました。

t01.jpg側面写真

側面の位置の変化でわかるのは、バストの位置と向きの変化です。
術後はバストの高さが上がり、上に向いています。
頭の位置も後上方に引き上げられたようになっています。
お尻の位置が上がり、下腹がぐっと引っ込んでいます。

約一時間後でこれだけの変化が現れます。
約二週間かけてまだままたゆっくりと身体の変化は続きます。
posted by 家永 泰寿彦 at 15:43| 福岡 ☁ | TrackBack(0) | 症例 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月06日

モデルさん体験取材

ビューティスポット

前お話ししていたモデルさんの体験取材が、掲載されました。
このお嬢さんもかなり劇的に姿勢が変わったので、かなり驚かれていました。

きっと身体の調子もよくなっていることと思います。

モデルさんお二人の写真は、症例レポートで掲載していきます。


posted by 家永 泰寿彦 at 22:20| 福岡 ☁ | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

動歩行と静歩行5

歩行という動作に入る前にただ立っている状態がまともでない方が多いです。

正面から写真を撮って見てみるとよくわかるのですが、顔は明後日の方向を見て、頭は傾いている。さらに骨盤の位置が左右どちらかに寄ってしまっているというような方が大勢いらっしゃいます。

頸椎のズレが引き起こした身体全体の歪みです。

この歪んでしまっている骨組みで、さらにいろいろと機能不全を起こして動かなくなってしまった下半身の筋肉群を使って、脳からの指令が通る一番大事な上部頸椎が変位しているわけですから、まともに歩けるはずがありません。

人間には自然治癒力という大変な力があります。
自然治癒力が発揮できるように頸椎のズレを調整すれば、もとのきれいなきちんとした歩きをとりもどすことができるでしょう。
posted by 家永 泰寿彦 at 11:55| 福岡 ☁ | TrackBack(0) | 問題点 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月05日

静歩行と動歩行4

動歩行から静歩行への歩行のタイプの変化は、急激に起こるものではありません。

ですから、歩行が変質してきているのに気がつきません。
気がつかないまでも、いろいろな不具合を感じ取ってきている方は大勢いらっしゃいます。

・ちょっとした段差でつまづく(たたみのへり程度でも)
・階段の上り下りが苦手になった
・歩くのが遅くなった
・歩幅が狭くなった
・真っ直ぐ立っていられなくなった
・椅子に腰掛けていると前屈みになってしまう

歩行がおかしくなってしまう一番の原因は、頚椎のズレにより脳からの命令が下枝にうまく伝わらないため、下枝の可動域がどんどん狭くなってしまうことです。
その結果、足が上がらなくなってしまっています。

次いで下枝の可動域が狭くなって結果、歩くという身体を前に進めるための筋肉であるハムストリングスが弱ってしまう。この結果身体を前に推進させる力がなくなってしまいます。

もうひとつ前述したように、動歩行に必要な重心の移動が上手に出来なくなってしまっているということも静歩行になってしまう理由の一つです。

これは老化ではありません。

うちにお見えになる方で一番高齢の方は92才の女性ですが、草むしりを一日中やってしまって腰が痛くなった等の理由で時々お見えになりますが、きちんとした動歩行で実に颯爽と歩かれます。

ズルズル、ペタペタ歩くのは、静歩行に移行していく第一歩です。

一度自分の【歩き】をみつめなおしてみてはいかがですか?
posted by 家永 泰寿彦 at 10:13| 福岡 ☁ | TrackBack(0) | 問題点 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月04日

動歩行と静歩行3

歩行についてはわかりにくいので、もういちど説明します。

動歩行とはごくふつうに意識せずに歩くこと、その歩き方を言います。
人間がまっすぐ立っていることができるのは重心が身体の軸の中心にあって、それを足の裏でまっすぐ支えているからです。
重心を前へと移動しないと、進むことは出来ません。
・片足を前に出すことにより重心が前にかかります。
・これにより身体は前に倒れます。
・ここで前に出した足が地面に付くことにより、反動で身体が持ち上がり身体が前に進みます。
・その勢いで重心が前にかかり身体がまた倒れ始めます。
・倒れまいと反対の足をつきます
この繰り返しが【動歩行】とよばれる普通の歩き方です。

動歩行.jpg

前回お話ししたように、前に倒れる、支えるを繰り返して前に進んでいるわけです。

では【静歩行】と【動歩行】の一番の違いはどこでしょう。

それは重心の移動です。

動歩行においては重心を大きく前に移動させ身体が倒れることにより前に進みますが、静歩行では重心を足の裏からはずしません。

・身体が倒れないように反対の足でまっすぐ身体を支えながら、反対の足をあげ足の裏に重心をじわっと移動します。
・そしてそのまま足をおろして立ちます。
・この繰り返しで前に進みます。

静歩行.jpg

静歩行ではものすごく歩幅が制限されます。静歩行で歩こうとすると小さな歩幅でないと倒れてしまいます。
前からおはなししている「ヨチヨチ歩き」というのはこの【静歩行】のことです。

図版は『まんがサイエンス』(あさりよしとお著)8巻より引用させていただきました。


posted by 家永 泰寿彦 at 09:42| 福岡 | TrackBack(0) | 問題点 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月03日

動歩行と静歩行2

人間が普通に歩くのは動歩行です。

動歩行というのは重心を前に移動させ、倒れていく身体を足を前に出すことにより支えます。その行為を繰り返すことにより歩くという動作になります。

では静歩行とはどういう歩き方でしょう。
一番端的な例は、お年寄りがよくやっているヨチヨチ歩きです。手押し車を使って歩いている方の多くも静歩行をされています。

なぜそうなるのかというと、一番の原因は足を上げることがいろいろな理由でうまく出来なくなっていることです。

ですからうちにこられて、頚椎の調整をおこなってから、脳に足がきちんと上がることを認識させると、静歩行からもともとの動歩行へと移行します。
posted by 家永 泰寿彦 at 09:37| 福岡 | TrackBack(0) | 問題点 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月02日

動歩行と静歩行

ホンダが作ったロボット「アシモ」は見た人に驚きを与えました。
軽やかに歩いたり走ったりしたからです。
それまでのロボットは一歩歩くのも大変な状態でしたから、まるで人間のように動くアシモは、驚きでしかありませんでした。

人間を摸したロボットを作るときどういう情報が必要でしょうか。
それは人間はどうやって身体をどういう風に使ってうごいているかということを知ることでした。
この研究過程でいままでわかっていなかったことも、ずいぶんわかってきました。

いままでのロボットの歩きは言うのは重心を足の裏にもってきてそろそろと歩く【静歩行】でした。重心の移動をなるべく小さくして歩幅も小さく体軸は傾かないようにしていました。

これと比較してアシモは、重心を前に前に移動することにより歩く【動歩行】を実現していました。そのためその歩く姿が人間のように感じられたのでした。
posted by 家永 泰寿彦 at 10:14| 福岡 ☁ | TrackBack(0) | 問題点 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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