スペシフィックカイロプラクティック あとらす

2012年03月12日

姿勢を見る

まっすぐ立っているつもりでも、きちんとまっすぐ立つことが出来て
いる方は少ないです。正面から見てどちらかに傾いているか、まっす
ぐ見えてはいますが、身体の体幹を構成する各パーツがジグザグに並
んでいる状態のどちらかです。

特に立っているときには、垂直に重力がかかっているので歪みも縦に
つぶされてしまって見つけにくくなっています。

ですが、ベッドや畳に横たわると体軸に垂直な力から解放されます。
先ほど述べたつぶされた歪みがあらわになります。

sisei001.jpg

sisei003.jpg

ssei002.jpg

頸椎がずれていると身体をまっすぐできません。
この写真の方達は、みなさんこのベッドに「まっすぐ寝そべっている」
つもりです。本人にいまきちんとベッドにまっすぐ寝てらっしゃいま
すかと問うと自信満々にはい、そうですとお答えになります。

みなさんもやってみてください。
畳の真ん中に身体がまっすぐになるように仰向けに寝そべってくださ
い。このとき両脇を見たり天井のラインを見たりしないで何も考えず
にすっとまっすぐにするといいです。

そして足下から写真を撮ってもらいます。畳がきれいにフレーム
に収まるように撮るとわかりやすいと思います。

これはお家でも出来る簡単な確認方法なのでやってみましょう。


posted by 家永 泰寿彦 at 14:08| 福岡 ☁ | TrackBack(0) | 問題点 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月04日

痛いから動かない、動かせない

いろいろなプログラムのお話の続きです。

何故【悪い癖】が出来てくるのでしょうか。

上部頸椎がずれることにより、脊柱の色々な部分もずれていきます。
その結果骨盤までもが回転したり、左右にヨーイングしたりと姿勢全
体が歪んでしまいます。

その結果、その状態で一番楽で安定する姿勢を取るようになります。

ですがその姿勢というのは色々な筋肉に過負荷がかかるような姿勢で
あることが多いようです。その過負荷によりどんどん筋肉に疲労が蓄
積していきトリガーポイントを作ってしまいます。

脳は痛みを嫌いますから、そのトリガーポイントが出ている筋肉を痛
む方向に使わないようにします。その結果いろいろな細かい動きを避
けた特殊な動きをするようになります。

それが【悪い癖】です。

首を前に突き出す癖だったり、小首をかしげる姿勢だったり、ヨチヨ
チ歩きだったり、起き上がるときにまず横を向いてから手をついて起
き上がる起き上がり方だったりといろいろです。

顎関節症の方が口を大きく開けないのも【悪い癖】の範疇です。

頸椎のズレを正し、そして痛みを取り去れば元のように動くようにな
りますが、癖は取りさる無くすということをきがけることは大事にな
ります。
posted by 家永 泰寿彦 at 17:52| 福岡 ☔ | TrackBack(0) | 問題点 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月23日

水分の取りすぎ その2

水分の取りすぎに関してもうひとつ。

もともと日本の文化では、お茶は食後に飲むものでした。

食中の水分は、お吸い物やお味噌汁といった汁物があります。食事の
ときに食べ物を汁物でかき込んだり、まだ他のモノを咀嚼中に汁物を
飲むことは不作法で行儀が悪いことでした。

それが、洋食レストラン→今ではファミリーレストランの台頭によっ
て壊れてしまっています。食前からテーブルにコップに入った水が置
かれているという困った新たな習慣が根付いてしまったのです。

現代人は食事中に水をかなり飲んでいます。

しかもこれは、歯科的な立場から言ってもかなり悪い習慣です。なぜ
なら、咀嚼という行為は本来よく噛むことによって唾液が分泌されそ
の唾液で食べ物を食塊という塊にして飲み込みやすくすし、唾液自体
の消化分解作用も食物に作用しているというものです。

それを今では、水やお茶を飲むことによってその水を唾液代わりにし
てしまっています。唾液はよく噛まないと分泌されませんが、水はコ
ップにたくさん入ってますからいわば無尽蔵に追加されます。その結
果よく噛まずに飲み込めるという消化に悪いことになってしまってい
ます。

食卓からコップ・マグカップ・茶器を排除しましょう。元々日本の文
化ではお茶は食事が済んで食卓から食器を片付けた後に、出てきてい
たものでした。

理にかなっていると思います。
posted by 家永 泰寿彦 at 05:46| 福岡 ☔ | TrackBack(0) | 問題点 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月22日

水分の取りすぎ

私が信奉する石原先生も常々言われていることですが、現代の日本人は
水分を取りすぎています。

西洋医学の方々がドロドロ血予防のために水分を取るようにとテレビな
どのメディアで連呼されているのもひとつの要因だと思います。

過ぎたるは及ばざるがごとし という良い言葉があります。

たくさん摂取した水はどこに行ったのでしょうか? 
その分トイレに行く回数は増えてますか? 小水の量は増えてますか?

取りすぎた水分は細胞間質にたまりむくみを引き起こし、身体を冷やし
ます。

当院ではアジャスト(上部頸椎調整)後に身体が暖まるまで待ちます。
足先まで完全に暖かくなるまで寝て頂いているのですが、水分を取りす
ぎておられる方は、アジャスト後にトイレに何回も行かれます。

アジャストで繋がった神経組織が、身体が水浸しであるという情報を脳
に伝え、冷えた身体を暖めるために水分を排泄しているのだと思います。

漢方では水毒という言葉があります。

何事も取りすぎというのはよくないです。
posted by 家永 泰寿彦 at 23:16| 福岡 ☔ | TrackBack(0) | 問題点 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月17日

治るということ

当院に初めてこられた方には、問診票に記入して頂きます。
書いて頂いた問診票を参考にしながら、お体で不調を感じているところ、
不満があるところを頭のてっぺんから足の先まで、詳しくお聞きしてい
きます。

頭、顔、顎、首、肩、肩甲骨、背中、上腕、前腕、手、胸部、腹部、腰、
骨盤、股関節、お尻、、膝、下肢、足とこと細かにパーツごとに症状が
ないかをお聞きしていきます。

しつこいぐらい聞いていくのには理由があります。

腰が痛いというように主訴部位が一つではっきりしている場合は、その
部位の変化のみを追いかけていけばいいので、変化を捉えやすいです。

ですが、いろいろな部位に不調を訴えてこられる方々の場合は違います。
うちでよくみられる光景ですが、2回目の来院でまずお聞きします。
「自覚がある変化ありましたか?」
すると、いやまったく変わってないと返答される方の多くは、前述の色
々な部位にたくさん不調を抱えている方です。
そこでカルテを見て、初回にお聞きしていた不調の部位についてひとつ
ひとつ確認していきます。

「あっ」

というようなリアクションが帰ってきます。
何故かというと多くの不調が消えているのに気がつくからです。では何
故治ったという自覚がないのでしょうか。

それは、悪かったところを忘れてしまっているからです。症状が消えて
いるのでどこが悪かったということすらわからなくなっているのです。
指摘されると、そういえば前回はそこ痛かった苦しかったということを
思い出されます。

治るというそういうことです。

忘れてしまうのです。

もちろん長年同じ苦しみを持っておられる方は、この範疇に入りません。
主訴部位がはっきりしている方々は、変化に敏感です。
posted by 家永 泰寿彦 at 12:35| 福岡 ☁ | TrackBack(0) | 問題点 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月15日

6休みの日

皆さんはお休みの日は何をしていますか?

日常的な会話で、今度の日曜どうする? なんて友人や家族との会話で
出てきます。

そこで『遊びに行く』『出かける』というようなプランが出てこない方
は要注意です。

要するに、お休みの日=昼間までゆっくり寝る日となっている方はかな
り身体が悲鳴を上げていると思ってください。決して毎週遊びに出よう
と言っているわけではありません。

スポーツ、お買い物、レジャー等楽しいことなのにそれより寝ておきた
というのはやはり普通ではありません。

私は顎関節症の方のダメージを判断するとき、日曜は遊びに行かれます
か? それとも寝ておきたいですか? という質問をします。顎関節症
の程度がひどくダメージを蓄積してしまっている方は、疲労感が強く寝
ても寝ても寝たり無いという感覚があります。

ダメージかひどい方は、寝ていたい方ですとお答えになることが多いで
す。
posted by 家永 泰寿彦 at 10:02| 福岡 ☔ | TrackBack(0) | 問題点 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月11日

ピンチ力 その3

ピンチ力が低下しているか正常かを判定するにはどうしたらいいでしょ
うか。

名刺やポイントカードのようなカードを用意してください。
そしてその名刺やカード類の端を指先でつまんでもらいます。そしてそ
の反対を別の方に同様につまんでもらってひっぱりっこをしてください。
まずは拇指と人差し指でやるのがいいでしょう。

低下している方の指先からはスルリとカードが抜けていきます。

もう一つの判断基準は手のひら反らしが出来るか否かです。
五指を開いた状態で手のひらをテーブルに密着させます。そして手のひ
ら(指の付け根まで)は決して机から浮かないようにして、五指を全部
天井に向かって反らしてみてください。

テーブルから五指の先端が全部1cm以上離れていたら大丈夫です。
5mm程度しか離れていない人は、少し危険水準に近づいています。
5mm以下の方はアウトです。
全然持ち上がらない方は、握力が無くなったという自覚があるはずです。

あなたは大丈夫ですか?
posted by 家永 泰寿彦 at 17:47| 福岡 ☀ | TrackBack(0) | 問題点 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月08日

ピンチ力 その2

ピンチ力の低下は、ばね指の初発症状であることがあります。

うちにお見えになった方の例です。
その方は、腰が痛いという主訴で来られていました。いろいろ他に症状
はありませんか? とお聞きしたときも指については何も言われません
でした。肩から腕そうて手を触診していると手の状態がおかしいのでお
聞きしたところ、実は趣味の編み物が出来なくなるほどいわゆるばね指
の状態になってもう数年たってるとのことでした。何故言わなかったか
というと、お医者さんから『これは治らない』と言われていたからでし
た。

最初は力が入りにくいという感覚から始まっていたようです。そのうち
動かしにくくなってきて、ついにはある一定の角度以上指が曲がらなく
なってきたそうです。

頸椎の調整をした後、沢山出来ていた手のひらと指の筋肉のトリガーポ
イントに対してひとつひとつ対応していきました。一回で完全に回復と
まではいきませんが、かなり指が曲がるようになりました。

数回目の来院時に、また編み物が出来るようになったと嬉しそうに報告
されました。
posted by 家永 泰寿彦 at 10:44| 福岡 ☁ | TrackBack(0) | 問題点 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月07日

ピンチ力

以前にもお話しししたと思いますが、全く自覚が無くピンチ力が低下して
困ったことになっておられる方がお見えになることが多いです。もちろん
自覚されておられる方もいらっしゃいますが、そういう方は握力が低下し
ているという表現をされます。

本当は低下しているのはピンチ力です。

耳慣れない言葉ですが、つまむ力です。指二本でモノをつまみ上げるとき
に使っている力を指します。

当院にお見えになった例ではこういう方がおられました。
調理人の方で鍋を振るのが両手を使わないと出来なくなってきた、アスリ
ートの方がグリップが滑る、仕事でパン生地をこねる作業をされる方がそ
の作業が辛くなってきた、携帯等バッグから取り出すときに落としてしま
う、筆記用具をポロポロ落としてしまう等自覚されている方無自覚な方い
ろいろおられます。

モノを握る力が弱まった、握ったつもりで取り落としてしまう、こういっ
た症状がある方はピンチ力が低下しているかもしれません。
posted by 家永 泰寿彦 at 13:58| 福岡 ☁ | TrackBack(0) | 問題点 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月06日

ストレッチング

人間は作業するときは前屈みの状態になっていることが多いです。
仕事や家庭での家事の作業時に身体をねじっていることも多いです。

折り曲げたりねじ曲げたモノは、自然回復力があったとしても完全に元に
戻っているわけではありません。

屈曲した筋肉や捻れた状態の関節には疲労が蓄積していきトリガーポイン
トを作ります。そうして、動かない部分や痛い部分が出来ていきます。

ですから、日頃から意識して元に戻す、リセットをかけるということをや
って行きましょう。つまり何かの動作を長時間(30分以上)やったとき
は、負荷をかけていた方向と反対の負荷をかけるということです。

例えば、庭の草むしりをしていたと考えてください。
前屈みで座り込んであるいは中腰での作業です。作業が一段落したときに
立ち上がって背筋を伸ばして、さらに腰に手を当てて上半身を反らすのも
いいでしょう。足は数回スクワットをするのもいいでしょう。

曲げていたら伸ばす、捻っていたら反対側に捻る。

こういうごく簡単なストレッチで、身体を傷めることを予防できます。

仕事場での姿勢、作業時の姿勢、家事の姿勢、一度見つめ直して予防に励
みましょう
posted by 家永 泰寿彦 at 11:31| 福岡 ☁ | TrackBack(0) | 問題点 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月04日

アスリート その4

バレリーナの方のお話です。
一人はお子さんでもうひとかたは成人の方でブランクがあったけど社会人に
なってから再度始めたという方でした。

お子さんの患者さんは、指導している先生から姿勢が悪いという指摘を毎回
受け悩むほどになり来院されました。もちろん頸椎がずれていたわけで、そ
の状態ではまっすぐきれいに立つと言うことが出来ません。頭は下前方に落
ち背中は丸まり、お腹を前に突き出しお尻もぴょこっと飛び出した状態にな
っていました。女性の場合胸とお尻が男性よりもありますから余計に目立ち
ます。

連れてこられたお母さんに術後に本人をお見せしました。驚かれぐらい姿勢
の変化がありました。すっとまっすぐ立つことが出来ていて、見た目がとて
もスッキリとして見えます。術前術後の変化を写真でお見せしてた指摘した
後、そのお嬢さんにバーに掴まり立ちしてるように柱を握ってもらいました。
そして練習の時のように足を上げてみてくださいとお願いしました。スパっ
と垂直に足が上がり本人が目を丸くしていました。普段から練習を繰り返し
してきているので、きちんと動くということを脳が理解するとこうなるわけ
です。

成人の方は、指導の先生からどうしてあなたはこれが出来ないのと叱られる
とのことでした。これというのは色々な姿勢なのですが、そのもう一息伸ば
したりとか、まっすぐに伸ばすというのがきれいに出来ていないと言われる。
準備運動の時重点的に伸ばそうとしているが出来ない。頸椎の調整後にその
動かない出来ない動作をやっていただきました。どこが原因なのか見つける
ためです。やはり動きが制限される原因がありました。あちこちの筋肉線維
にトリガーポイントが出現し消失していません。頸椎がきちんとした位置に
戻った状態で自然治癒力が働いていても、しつこいトリガーポイントはなか
なか消えないモノもあります。そういう時はオステオパシー等のテクニック
で、改善していきます。

痛みが消えると、先ほど出来なかった姿勢が何かの間違いだったように出来
るようになっていました。嬉しそうに明日のレッスンが楽しみですと言われ
て帰られました。
posted by 家永 泰寿彦 at 16:25| 福岡 ☁ | TrackBack(0) | 問題点 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月03日

アスリート その3

右肩が痛くて上がらないという主訴でこられた男性の話です。

肩の痛みがある部位をひとつひとつ探しだしトリガーポイントの除去を行い
ました。そして頸椎の調整を行いベッドで休んでいただきました。

頸椎のズレがきちんと治り全身が暖まるのを確認し起きていただきました。

そして肩が痛み無く上がり動くの確認している最中におっしゃったのが、
「テニスをやってるんですが、肩が上がらないからサーブがうまく打てなく
成ってしまったんですよ。」

普通の生活上での動きしか想定していなかったのでその場でサーブの格好を
していただきました。足先から指先まで一直線に見える綺麗なポーズとはほ
ど遠い格好でした。

まだ腕はまっすぐ上がっていません。振りかぶって後ろからまっすぐ引き下
ろしているつもりですが、腕は斜めに持ち上がっている状態でした。

肩は動くようになっているのに何故そうなるのでしょうか。
それは、脳が今まで痛みがあった部分を憶えていてその部分を動かさないよ
うな挙動をするからです。

ですから、脳に動かしても痛くないということを教えることが大切です。具
体的には、出来ていない動作を確認し、修正しながら何回も動かしていきま
す。これでその動きをしても痛みが発生せずスムースに動くと言うことを脳
に認識させていくわけです。

この男性の場合、身体が硬いというのもうまく身体が使えていない原因でし
た。硬いのが見て取れたので、直立から前屈の姿勢を取ってもらったところ
手が床から遠く離れたところでいっぱいいっぱいになっていました。
「学生の時から−40センチぐらいですよ、これ」
「テニスまだ続けられるんですよね?」
「ええ」
「じゃぁこの硬いの何とかしましょう」
「生まれつきじゃないんですか?」
こういう会話をしながら、硬さの原因を少しずつ解放して行きました。
そうするとまだまだ床に手が着くほどではないですが、先ほどと比較して床
から指先までの距離がが半分ほどまで近づいていました。ストレッチングの
指導も行いました。

「肩が上がったことよりこっちのほうが驚きました」とは患者さんの言です。

あともう一つ全く無自覚でしたがピンチ力の大幅な低下も診られたのでそこ
も治してピンチ力を回復させて終了しました。終了時に受信後の注意の紙を
お渡しするのですが、それを見て一言。

「運動してはいけないんですか?」
「少なくとも2・3日は安静にしてください」
「あー」
「動くようになったからすぐに試してみたいんでしょ?」
「そうなんですよ」
「2・3日は我慢です。そのあとは普通にどうぞ。今までより動ける範囲
が格段によくなってますから、楽しみに待つと良いですよ。」

アスリートの方で思うように動けていない方は、頸椎がずれてなおかつその
結果無自覚でも痛みが存在している可能性が高いです。
posted by 家永 泰寿彦 at 12:30| 福岡 ☁ | TrackBack(0) | 問題点 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月01日

アスリート その2

部活でバレーボールをやっている中学生のお嬢さんの話です。

本人は無自覚でしたが、お話を伺っていると部活中の準備運動で出来ない動
作があるとのことでした。その場でやっていただいたところ、右半身がうま
く動いていないことがわかりました。触診していくと右側の鼠径靱帯と腓骨
筋支帯と母指外転筋にトリガーポイントが存在していました。
動かしたりある一定以上の負荷がかかると痛みが生じるようになっていたの
です。

「あらら、あなた右側のボールに反応悪いでしょ」
「えーーっ、どうしてわかるんですか?」

人間は痛みの出る動作を無意識に避けしなくなるので、おのずと動きが制限
されていきます。このお嬢さんの場合は、右に動く動作が制限されるように
なっていたのです。

頸椎調整をした後、トリガーポイントを除去しました。
もういちど先ほど出来なかった準備運動の動作をしていただきました。どう
しても出来なかった動作がさっと出来るように変化していました。ご本人は
不思議そうな顔をされていましたが、原因が解除されているわけですから動
くのが当然です。

以前のように動けない、以前出来ていたことが出来ない等スポーツをやって
いる上で衰えているように感じたら、それは頸椎がずれ痛みがどこかに存在
しているのかもしれません。
posted by 家永 泰寿彦 at 14:31| 福岡 ☔ | TrackBack(0) | 問題点 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月31日

アスリート その1

当院にはアスリートの方がよくお見えになります。
プロの方もアマチュアの方もどちらもです。

どこそこが痛い。
身体の不調がある。
もちろんこういうお悩みがあって来られるのですが、本当の悩みはそこに無
い事が多いです。

思ったようなパーフォーマンスが出来ない、力が出ない、動けない、痛い等
訴えは様々です。自分が出来るであろうまた出来ていたことがうまく出来な
くなったというのが、一番の悩みです。

上部頸椎がずれる(変位が起こる)と、脳脊椎液循環路に圧迫がおこり循環
が阻害されます、同様に神経群、血管群も圧迫を受けます。

圧迫を受けた側の神経伝達はどうなるのでしょう?

圧迫を受けた側の血液の流れはどうなるでしょう?

影響を受けると考えるのが普通でしょう。一般の生活には影響を受けない程
のほんの少しのズレの影響を、アスリートの方々は感じ取ります。それがア
スレートの方々の悩みとして出てくるわけです。

問題は、脳からのこう動けと言う命令が100%伝わっていないことにあります。
その結果、きちんと動作できない筋肉が出てくることにより今度はその部分
に強縮が起こり、痛みが発生します。

痛みがあると人間はその動作を避けます。
こうやって少しずつ動きが制限されていきます。そして動きが制限されてき
ていることを皆さん気がついていません。その結果、実力を発揮出来ないと
いうことになります。
posted by 家永 泰寿彦 at 10:28| 福岡 ☀ | TrackBack(0) | 問題点 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月29日

筋肉のコリ(硬さ)

この前のことです。
顎関節症の疑いが濃い患者さんの筋肉の状態を見るために触診をしていまし
た。後頭直筋や胸鎖乳突筋がガチガチでいわゆるコリが全体にみられていま
した。そのとき胸鎖乳突筋の胸骨側から始まっているほうの繊維に手が触れ
た瞬間のことでした。

『先生、そこ私の触っちゃいけないゾーンなんです。』

ちょっと触れるだけで痛いということを認識されていました。
湿布を貼ったりとかホットパックをしたりとか今まで色々されたけど改善が
みられないし、痛みがひどいので『触ってはいけないゾーン』となったわけ
です。

もちろん上部頸椎の調整を行い、痛みがひどい部分はオステオパシーテクニ
ックで痛みを解除していきました。その結果『触ってはいけないゾーン』は
消失しました。

上部頸椎治療を受けていただいた上で、筋肉のコリ→硬結→トリガーポイン
トの除去を行っていけばコリはなくなり元の柔らかな筋肉が取り戻すことが
できます。
posted by 家永 泰寿彦 at 09:34| 福岡 ☀ | TrackBack(0) | 問題点 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月28日

気圧の変化

顎関節症、特に原因が歯ぎしり由来の方は時々頭痛などの症状を悪化させて
こられます。歯ぎしりの頻度や程度がきつくなっていることが原因です。

もちろんその誘因としては精神的なストレスの負荷が増えることも考えられ
ます。

ですが、意外に多いのが天候の影響です。
晴れだから雨だからと言うことではなく、気圧の急激な変化が原因のようで
す。

そう思い始めたのは、顎関節症が原因で身体を悪くされている人たちや顎関
節症を治療し症状が緩和しそしてナイトガード等の器具により顎関節症をコ
ントロールできていた方達がかたまってお見えになることが多いからでした。

そこで気圧計を導入し気圧の変化を記録することにしました。

気圧を経時的に計測しそれをパソコンに記録していく『モニタライザー』と
いう計測機器を購入しログを残していきました。
数値で記録されたものをグラフで見られるようにする機能もあり大変便利で
す。それで一日の変化、一週間の変化、一月の変化というようにグラフで見
ていきました。

するとやはり傾向があることに気がつきました。

季節の変わり目の天候が不安定な時期やずっと晴れが続いていたのに急に雨
が降るような天候の時に、悪化させてこられる方が多いです。そしてこれは
また顎関節症の人ほどではないにしろ頸椎にズレがあり色々な部分に症状を
訴えてこられる方々にもその傾向が見られました。

その傾向とは、気圧が急激に下がったときです。
5〜10ヘクトパスカル/半日から一日下がったときがかなり影響を受ける
ようです。

テレビの天気予報で気圧の変化にも耳を傾けてみましょう。
posted by 家永 泰寿彦 at 11:30| 福岡 ☁ | TrackBack(0) | 問題点 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月04日

首の可動域

首の可動域もいよいよになるまで気がつかないことが多いようです。

ですから、上部頸椎のズレがひどくなりいよいよ首が動かなくなって寝違えたと言う方が多いです。

腰や肩が回転しないように意識して、正面を向いたところからゆっくりと首を左に回転していきます。目は正面(顔が向く方向)を向けておいてください。このときどこまで見えたか確認しておきます。そして次に右に回転して同様に見えるところを確認します。自分がいる位置から見えた範囲で可動域は判断できます。

右も左も同様に真横近くまで見えていたら大丈夫ですが、差があるとかなりズレがあると考えていいでしょう。
posted by 家永 泰寿彦 at 08:46| 福岡 🌁 | TrackBack(0) | 問題点 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月02日

老化?

この前のことです。
膝が痛いと言われて高齢の男性がお見えになりました。

ずっと病院に通っていたが、あまり痛みに変化がなく
膝はどこといって悪いところがないと言われたとのことでした。

そこで、じゃあどうして私の左膝は痛いんですか? と聞かれたら
それは老化だから仕方が無いという答えが返ってきて
あまりに腹が立ったからこう言いましたと憤慨されていました。

「先生、私は自分の左膝と右膝の年齢が違うとは思っても見ませんでした」

これは極端な例ですが、老化の一言で片付けられていることが多いのも事実です。
動きにくくなったり動かすときに痛みが伴ったりするのは、その部分の可動域が狭くなってしまっていることが原因であることが多々あります。

可動域とは動かせる範囲のことです。
いろいろな理由で可動域が狭くなることがあります。
しかし人間というのはたくさんの関節を持っています。
ですからその部分の可動域が狭くなっていても他の部分が動いて補うので、動かなくなりはじめていることに気がつきません。

ある日じわじわと狭くなっていった可動域に何かの拍子に気がつきます。

それは何か高いところのモノを取る動作がうまくできないことだったり、いままで軽くまたげていた溝をまたぐことが出来なかったり、またそういう動作に伴って痛みとを感じたりといろいろな場面があります。

いきなり壊れることは少ないです。
じわじわと壊れていくので気がつきにくい。
そこが一番怖いところです。

もちろん加齢とともに筋力が低下したり、関節内の軟骨がすり減ったりすることはあります。
ですが、動きにくいことや動かないこと、痛みがあることというのは可動域が小さくなってしまっていることに原因があることは多いです。
posted by 家永 泰寿彦 at 10:52| 福岡 | TrackBack(0) | 問題点 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月30日

不自然な姿勢5

毎月身体の不調でお見えになる方がいらっしゃいました。

職業は美容師さんです。

美容師さん、理容師さん、歯科医師、歯科衛生士さんこういった職業の方は四六時中身体をねじって首を傾けてお仕事をしています。いちばん頚椎に良くない頚椎を変位させる原因になる、不自然な姿勢を長時間保つことをしないといけない職業です。

身体のきつさ、肩のこり、腕が上がらない等の症状が主訴です。
毎月はあまりに頻度が高いのでもうすこしのばしてみましょうとお話ししていました。

約四十日後にお電話がありました。

「今度は多少がんばってみようかと思って一月でうかがわなかったら、今日首が固まって動かなくなりました。」

来られたときには二番頚椎のズレがひどく首がロックしていて動かなくなっていました。みなさんがよく寝違えたと言われる状態です。

「今日はお仕事大変だったでしょう」
「もうお客さん放り出して来たかったです」
「それはさすがに無理ですよね、首が回らない状態でずっとお仕事したんでしょう」
「他のスタッフが苦笑してました」

施術後ロックも解けて楽になられました。
そこで、これからのことを考えて仕事の合間合間にちょっとした簡単なストレッチングをやってもらうようにお願いしました。要は曲げた方向と反対の方向に身体や首をねじって逆のベクトルをかける。つまり前屈みで仕事をしたら背伸びをするでしょう、それを首や腰でやってください、とお話ししました。

次に来られたのは三ヶ月後でした。
しかもそのときの状態は今までのように「きつい」状態で来られたのではなく、正常な自分・楽な自分から多少はずれてなんとなく変なところを感じたのでこられたということでした。

ですからやはりきちんと自分の欠点弱点をみつけて、細やかな対応をしていくと頸椎のズレも引き起こしにくくなります。

お仕事や家事で不自然な姿勢を取ることはあります。それはある程度しょうがないことでもあります。しかしぞさを放置したままにしておくと頚椎のズレを生じます。

不自然な姿勢をしていませんか?
posted by 家永 泰寿彦 at 10:52| 福岡 ☀ | TrackBack(0) | 問題点 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月28日

姿勢4

姿勢を正しくしましょう というフレーズよく耳にします。

結論から言いますと、頚椎がずれている限り正しくすることは出来ません。

立っている。
座っている。

こういう姿勢の元になっているのは姿勢反射と呼ばれる機能です。
特に静止しているときのものを平衡反射と呼びます。

足やお尻などの感覚器官から受けた情報を処理して、脳が姿勢の制御を行っているわけですが、ではその感覚器官からの情報がきちんと届いていなかったらどうなるでしょう。そしてその制御命令を出す脳自体が収まっている頭の位置が狂っていたらどうなるでしょう。

真っ直ぐ立っていることは困難です。
背中が曲がったり腰が曲がったり、右に倒れたり左に倒れたいといろいろな状態を呈します。

正しい姿勢を求めるなら、まず上部頸椎のズレを治すことが一番大事です。

posted by 家永 泰寿彦 at 15:17| 福岡 | TrackBack(0) | 問題点 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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